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購入した物や日々のことなど書こうと思ったら、最近は猫日記になってきました… ~since2013~
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小野田寛郎さん死去

子供の頃、小野田さんが帰国したニュースを見たのをかすかに覚えています。
終戦を知らずに過ごしやっと帰国できた。
そんな風に思っていました。

数年前NHKで小野田さんのドキュメンタリー番組を見た時に、初めて詳しくどのような状況だったのか知りました。

上官に基地を死守するように命じられ、戦況が悪化すると仲間と隠れゲリラ戦で戦い、終戦を知らず仲間を失ってからはずっと一人で戦い続けた。
発見されて帰国するように促されても、上官の命令でここを動く事はできないと言い、当時の上官を連れて再度小野田さんを訪れ、上官から命令を解いてもらい帰国。
忠義と言う言葉があるけど、その時初めて忠義と言う言葉の重さを深く知りました。

帰国するとお母さんが出迎え『よくぞ生きて帰ってくれました。長い間ご苦労さまでした。』と声をかける様子を見て、戦時中や戦後はこのようなシーンがどの家庭でも見られたのだろうなぁ…と思いました。

NHKの番組を見て一番驚いたのは、発見当時の小野田さんの目つきが物凄く鋭くとても怖い目をしていた事でした。
長い間いつ死ぬか解らない状況の中一人で戦っていた事で表情が変わってしまったのでしょうか。
帰国後しばらく入院しており、入院中も音にとても敏感で深い眠りがなかなかできなかったと語っていました。
小野田さんの鋭い眼光を見て、戦国時代の武将はみんなあのような目つきだったのかなと思いました。

『お国の為に死んで来い』と教えられ戦争へ行き、帰国した国は平和ボケで馴染めずブラジルへ移住。
物凄い葛藤があったようです。
ずっと国の為に戦ってきたのに、帰国した国は平和になっており戦争を知らない世代も多くいて、戦時中の教えとは全く違い浦島太郎状態だったと思います。

ある意味小野田寛郎さんはラストサムライだったのではと思いました。
日本のためにありがとうございました。(戦争へ行ったおじいちゃん、戦時中を生き抜いた全ての人に言えます)
心よりご冥福をお祈りします。

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ごん太
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登山&アウトドア、音楽、写真、昼寝
自己紹介:
気が付いたら猫が9匹住み着いてます。
2013年2月からブログ始めました。
それ以前の日付の記事は過去に遡って記録のため書きました。
ほとんど買い物したメモ代りのブログになると思います…
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