今日はなつと一緒に先週登った満観峰へ行って来ました。

今日の登山は初物づくしでした。
まず先日記事に書いた登山靴とザック、さらに昨日買ったなつの犬用のザック。
靴は馴染むようになつの散歩で履いてはいたけど、登山で履いたのは初めてだったので靴擦れができないかちょっと心配だったけど、往復2時間くらいの登山では靴擦れはしませんでした。
ザックはマズマズの背負いやすさでした。
お店の人は軽量のザックを薦めていたけど、軽量タイプはポケットなどの収納が少なくポケットになんでもかんでも詰めるので、ポケットがないと物を出すのにイチイチザックを開口しないとならないので面倒なので、購入したザックはポケット収納（ジッパー）が多くあるのが使いやすいです。

なつのザックは、以前飼っていたラムと登山へ行っていた時も犬用のザックを考えたけど、当時はあまり良い物がなかったので買わずにいました。
犬と登山をする事に否定的な方もいたりします。
環境悪化や生態系が崩れるなど理由は様々だけど、以前山岳会の方と話しをした時に”犬も自分の荷物は自分で背負って登ったりするとけっこう印象が変わるかもしれないよ”と言われた事がありました。
そんな事でなつと登山を始めるにあたってなつ用のザックを購入し、注文していた物が昨日入荷したので今日の登山に間に合いました。
なつは嫌がる事なくザックを背負って歩いてくれました。
なつのザックに入れた物は、なつのご飯と水と水飲み用の器、うんち袋、散歩用のリード、ぼくのおやつなど。
ちょっと重たかったのか腰を少し落とすような感じで歩くので、腰や背中を痛めるとマズイので水はぼくが持つようにしました。
その後はいつも通りの姿勢で歩きました。
登山時や山頂ですれ違う人にザックを背負ったなつは中々好印象でした。

前回の登山はなつのペースにある程度合わせるように歩いたけど、今日はぼくのペースで歩いたところ、最初はぼくの横を歩くので少々登り辛く、少しペースを上げると前を歩いてくれるようになった。
それでもある程度ぼくのペースで登れたので、今回は前回よりもゼーゼーハーハーせず登れました。

登山中2/3ほど登ったところで小学校中学年くらいの男の子が3人上から下りて来ました。
最初は家族で来ているのかと思ったら子供だけで登ったようでちょっとビックリ。
その子達とすれ違ってからしばらくすると今度は女の子が半泣き状態で下りて来ました。
『一人なの？』
と声をかけるといきなり大泣きに変わり、もしかしてさっきすれ違った男の子たちの仲間かな？と思い、
『さっき男の子とすれ違ったけどお兄ちゃん？』
と聞くと
『お兄ちゃん、分かれ道で待ってくれるかなぁ…』
と大泣き状態。
歩くのが遅いので分かれ道で待っているからと先に行ってしまったようで、こんな山中で一人ぼっちになったら心細いよなぁ…と思い
『一人で淋しいよね』
と声をかけると泣きながらうんと言うので
『あんまり泣くと犬が心配しちゃうから、犬にいい子してあげて』
と言うと泣きながらなつのあたまを撫で撫でして少し落ち着いた感じになりました。
登山は諦めてこの子と一緒に下山しようか…と思っていると上から人の良さそうな感じの男の人が下りて来たので事情を説明したところ一緒に下山してくれる事になり一安心。
女の子はなつに”バイバイ”と手を振って下山して行きました。
低山の山でもあんなに小さい子が一人で歩くのってかなり心細いし怖いですよね。
今回の登山はそんな事がありました。
次回は標高を上げて別の山にする予定。

ザックは赤系の色が良かったけど、なかったので黒色にしたけどちょっと後悔…

今日もそこそこ天気が良かったです。

[2回]