熊本で大きな地震がありました。
テレビはどの局も特番を組んで地震の様子を伝えています。
住んでいる地域も大きな地震が必ず来ると言われているので他人事ではありません。
中越地震があった時に、三ヵ月間現地に滞在してボランティア活動をしていました。
ほとんどの活動は避難勧告が出て立ち入り禁止になっている山間部の村にある家に積もった雪の雪下ろしを毎日毎日していました。
地震に耐えた家でも雪の重みで倒壊してしまうので、それを防ぐために許可を得て徒歩で村に入り雪下ろしをします。

当時撮影した写真。
見えている家の屋根は2階部分。
村全体が雪で埋もれてしまい、電柱に張られている電線が手で触れるくらいに村全体が雪で埋まってました。

被災した方から色んな話しを聞いて、一番困ったのはトイレと多くの方が言ってました。
そんな事で我が家は簡易トイレを防災用品として用意しています。
でも我が家で一番心配なのは、家が倒壊して住めなくなった場合9匹いる猫たちをどうするかです。
普段ケージで寝ているので、ケージ内での生活はある程度できると思うけど、家が倒壊したらケージなんて用意できないし…
当然猫たちやなつを残して避難所なんか行けません。
いちおう登山用のテントやお湯を沸かしたりするガスストーブ、ランタンなど、テント泊する時の登山用品と一緒に見つけやすいダッフルバッグにまとめてしまってあるので、倒壊した家から見つけやすいと思うけど、実際に巨大地震がきたらどうなるのかわかりません。

地震で傾いた家を多くみて思ったのは、地面が盛り上がって基礎が壊れていたり、基礎土台の木材が割れて折れている家が多くあり、こんな地震が来たら耐震補強しても意味がないなぁ…と思いました。
でも色んな事を考えある程度対策は必要です。
自然災害は怖いですね…

こんな何気ない穏やかな日常がいつまでも続きますように…

[2回]