明日で海男を保護して一週間が経過。
保護してからうんこがでてません。
おしりを気長に刺激しても、嫌がるばかりで全くでません。
おしりはぷっくり膨れているのでいつでてもいいような感じなので、なつに舐めてもらい刺激を与えても全くでませんでした。
心配になり通院。

院長先生に診てもらい、院長先生が海男を見るなり
”大きくなったなぁー！”
と言ってくれました。
毎日見ていると成長がわかりにくいです。
おしりに体温計を射してホジホジしてもらいました。
いっこうにでる気配がなくしばらくホジホジ…
あまりやると痔になるかも…と、院長先生は言いながらホジホジ…
”おっ！でそう！”
そんな言葉と同時に細長いうんこがニュルっとでてきました！
ついでに検便もしてもらいました。
検便もマイナスで虫はいないとのこと。
でも一ヵ月後くらいにまた虫下しはおこないます。
うんこがでてスッキリだね～！
そんな海男のうんこを見て、便秘症のぼくのおしりもホジホジしてもらいたくなりました。

ミルクを与える注射器を6本くらいもらってきました。
使っているとポンプの動きが悪くなって強く押さないとでなくなってしまい、海男が飲んでいる時にドバっと出て危険なので…

今後も気軽に診察できるように診察料を取るようにお願いしました。

・診療代
　2,160円
　明細
　再診料　540円
　検便検査（直接・飽和食塩浮遊法）　1,620円

[2回]

毎回海男にミルクをあげる時、口からダラダラミルクが溢れており、与えた分量をしっかり飲んでくれていませんでした。
なんとかならないかなぁ…と、ずっと考えており、哺乳瓶を購入した時に一緒に購入した物が使えないか考えました。

哺乳瓶を購入した時一緒に注射器のような形をした物も購入していました。
でもこの注射器の形をしたような物は、錠剤もあげられるようになっていて使い難い物でした。
その注射器に付属している乳首の吸い口があり、これっていつも使っている注射器につかないかなぁ…と、何気なく挿し込んでみるとジャストフィット！
早速13時にあげる時からこれを使ってみたところ、”チュパチュパ”とこぼさずにきれいに飲んでくれました！
とっても嬉しくてもっと早くに気がつけば…と、思ったけど、色々と回り道して学んでいくんですよね。
それ以降は順調にこぼさず飲んでくれました。
ただなつはいつもミルクだらけの海男の顔を舐めるのを楽しみにしていたので、お役御免で淋しそうでした…

・ミルクを飲んだ量（注射器の目盛りから推定）
05：50 12.0ml
最初あまり飲ます ミルク後オシッコ出る

09：45 15.5ml
最初あまり飲まず ミルク後オシッコ出る

13：40 10.5ml
吸い口乳首装着開始
こぼさずきれいに飲んでくれた！ オシッコは不明
ミルクを飲んでいる間なつがお尻を舐めていたのでその時にオシッコが出ていたかも

17：00 11.5ml
こぼさずきれいに飲んでくれました ミルク後オシッコ出る

20：30 10.5ml
こぼさずきれいに飲んでくれました ミルク後オシッコ少し出る

00：15 9.0ml
5.0mlまでは順調に飲んでくれたけど、その後嫌々状態
オシッコさせたり歩かせたりして再度ミルクをあげたりしてなんとか9.0mlまで飲ます
ミルク途中オシッコ出る

合計：69.0ml
5gの粉ミルクを20mlのお湯でとかす。
粉ミルクの説明では2ｇで10mlのお湯でとかすと書いてある。
体重244g（体重が昨日よりもまた増えてくれた！）

[2回]

『みなさんはじめまして！』
『やっとおっちゃんが顔がしっかり写った写真を撮ってくれました』
『ボクは海岸の草むらに捨てられ悲しくて淋しくて怖くて大きな声で鳴いてました』
『でもみんな素通りして行きました…』
『しばらくすると見たことのない動物を連れた男の人がぼくに気が付いて近づいてくれた』
『ボクを見つけると…』
『なんでこんなところにいるの～！なつどうしよう…』
『と、ブツブツ言って去って行きました』
『でもすぐにまたやってきてぼくを見てまた去って行きました』
『そんな事を何回も何回もやっていました』
『しばらくするとまたやって来て最後は女の人がぼくを抱えてかごに入れてくれました』
『そのあと何回も見に来た男の人が車に乗せてどこかへ連れてってくれました』
『どこかへ着くと得体の知れない物を食べさせようとしました　本当はミルクが飲みたかったのに…』
『そのあとまた車に乗せられてどこかへ連れて行かれました』
『着いたところは色んな猫のニオイがするところでお母さんに会えると思って喜んだよ』
『でも猫の声はするけど姿は見れません』
『やっとミルクをもらえたよ！でも何回もボクを見に来てくれた男の人は飲ませるのが下手くそで何回もむせちゃったよ』
『何回も見に来てくれた男の人がおっちゃんでした』
『下手くそだけど何回も飲ませてくれたから少しずつ上手に飲ませてくれるようになったよ』
『でもまだまだだけどね』
『猫とは違うニオイがする動物がボクの事をとっても舐めてくれる』
『最初は怖かったけどいつもボクのそばにいてくれるからボクは安心できるようになったよ』
『でもちょっと激しく舐め過ぎでお尻が痛くなるけどね』
『でもとっても温かくて少しお母さんを思い出しちゃった』
『おっちゃんはボクの事を夜中に騒いだりしないからとってもお利口さんと言ってくれるけど』
『おっちゃんのイビキがうるさくてボクは眠れないんだよね…』
『でもおっちゃんのイビキを聞いていると少し安心するようになったよ』
『最近は箱から出してくれて運動ができるようになったよ』
『少しずつ体を動かして鍛えていかないとだね』
『おっちゃんがボクのために大勢の人がボクが幸せになれるようにと努力してくれたと教えてくれました』
『みなさんありがとうございます』
『まだ思うように体が動かないけどミルクをたくさん飲んで早く大きくなれるように頑張ります』
『たくさんの愛情をありがとうございます』
『これからもおっちゃんとなつ母ちゃんとボクをよろしくお願いします』

『顔がミルクの粉で汚いよ…』
『ウミオってヘンな名前…』

[2回]

海男は黒いので、カメラで撮影しても真っ黒に写ってしまい顔の様子がよくわかりません。
さらに室内で撮影しているので光量がが足りなく、シャッタースピードの設定も遅くなりブレてしまいます。
なんとかちゃんとした顔を撮影してあげたいと思い撮ってみましたが、やっぱり顔が黒くてよくわかない写真になってしまいました。
そんな事でPhotoshopで画像修正してみました。

元の画像、真っ黒でよくわかりません。

Photoshopで全体的に明るくしたあと顔のみさらに明るく調整しました。
少しは表情がわかるようになりました。
あまり調整し過ぎると階調が崩れてしまうのでほどほどが大切です。
ジッとしてくれないので、なかなか良い感じで撮れません。
引き続き頑張って撮影したいと思います。

里親さんになってくれる方へ海男の写真を送った方が良いか、仲介していただいた同級生のお母さんへ言ったところ、見ても見なくても迎えたいと言う人だから送らなくて良いと言われました。
とっても大切にしてくれそうな方です。

[2回]

里親さんに関していくつかお問い合わせを頂いておりました。
今朝急展開で里親さんが決まりました！

先日記事に書いた超大型犬の飼い主さんが色々とあたってくれ、ぼくの同級生のお母さんに話しをしたところ、知り合いが動物保護センター（殺処分場）に子猫が収容したら引き取りたいと予約をしていたそうで、急遽その方に海男をお願いする事になりました。
その方は今まで飼っていた猫を亡くし新たに迎えようと思っていたようです。
ただ海男のような小さい子猫は育てた事がないので、安心できるくらいに育ってからのお渡しになりました。
そんな事でしばらくは今まで通りぼくがお世話をさせていただく事になりました。

沢山の方が海男のために動いて下さり大変感謝しております。

なつの訓練仲間の飼い主のお知り合いの方は、ぼくがかなり困っていると思い、安心できる状態まで預かり育ててくれるとおっしゃってくれました。
もう電話を切ったあと涙が込み上げて来ました。

海男は人によって裏切られ捨てられてしまったけど、海男を助けようと多くの方が動いてくれ、人の温かさを感じていると思います。
本当にありがとうございました。
引き続きどうぞ宜しくお願いします。

[2回]